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古布を愛し、育てる 。

 azraqでつくるジャケットの生地はカンタキルトといい、インドで古くなったサリーや腰巻きなどを幾重にもかさね、全体をなみ縫いで縫い合わせること(カンタ)で、もう一度一枚布に蘇った布です。いわゆる、捨てずにとっておいた布を繋ぎ合わせ、アップサイクルされた布です。とくに、ビンテージのカンタキルトを使用しているため、生地に綻びや色むらが必ず存在します。いまや欧米のコレクターからも愛されています。
その魅力は、歳月を重ね、表面が朽ち果ててゆくこと。布が過ごしてきた時間をそのまま残し、強度がない部分にだけ刺繍をし補修をするのは、azraqが、 時間というものにうつくしさを感じているからです。
 
藍染カンタジャケット修繕画像
藍染カンタジャケット

 
 インドにも、日本にもあった、古いモノを繕いながら大切にする習慣に、とても感銘をうけています。インドから届いたカンタ布は、古いモノほど、表面の毛羽立ちや、ほころんだ糸がみうけられます。
 
 どうしても布の強度が弱い部分は、azraqで表面を整えたり、ほころびに手を加えるようにしています。そうしていると、布が生き生きと蘇り、いつまでも続く、布になってくれるのです。そんな喜びを、この布はいつも届けてくれています。 


 

エシカルなものづくりを

 昨今は、SDGsが世界の目標としてかかげられ、エシカル消費やサスティナブルといった意識が高まってきました。考え方が正しいが故に、そうではない自分に罪悪感を抱いてしまうこともあるのではないでしょうか。
 エシカルな消費を考えるとき、すべてのことを意識し、完璧であることではないと思っています。それはもっと、ひとりひとりの内面のことのような気がして、わたし自身もエシカルな考え方とはなんなのか、考え続けています。いまは、エシカルというものが「ひとつひとつの選択」だとして、それが自然と、だれかの為の、自分の選択。であれたらとかんがえているところです。大切にされているモノを選び、選んだモノを大切にするといった、自然の流れの中に、azraqも在ろうとおもいます。
 
 今後は、最小限の梱包を心かけていきたいと考えています。お天気をみながら、出来るだけ簡易な状態でお届けします。
また、発送にはリサイクルしやすいダンボールや配達袋を使用し、紙の資源の観点から、納品書も同封しておりません。
 
領収書は、銀行の振込明細書を代わりとしてご利用いただけます。そのため、紙での発行を控えさせていただいております。どうぞ、ご了承ください。
必要時は、PDFを作成し、データでお送りいたしますので、お気軽にお申し付けください。 
 

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