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藍染との上手なくらし方

洗う

単独洗い
中性洗剤
(azraqではウタマロ洗剤を使用)
洗濯ネット
手洗いモード、ドライクリーニングモード
濡れたまま放置しない
 

 インドの藍染の特性上、最初は色落ち、色移りがあります。何度か洗うにつれ、数年をかけて、藍色の成長とともに落ち着いていきます。それまでは、洗濯水が青く色づきますので、単独洗いか、同色のものとのお洗濯をします。
azraqでは、ブルーに染めたい布物と一緒にお洗濯することで、ささやかな楽しみをもらっています。漂白剤、酵素入り洗剤のご使用はお避けください。

 

 干す

 藍染の管理方法はいくつか提唱されており、「日陰で干す」「太陽光を当てることで藍色が完成する」などさまざまな考え方があるようです。私自身は、色落ちが落ち着くまでは、単独での洗濯をくり返し、直射日光は当てず、よく空気に触れさせるような感覚で、干すようにしています。干す際は、濡れたままの状態で、周囲へ長時間接触した場合、色移りする可能性があります。十分に、お気をつけください。

 

色移り

 数年をかけて育てていく藍染は、色合いの経年変化がございます。藍が繊維に定着するまでは、数年ほどかかるといわれています。日常のなかで、お洗濯をかさね、繊維に定着していない藍を流し、徐々に繊維の奥に入り込むことで、いっそう鮮やかで深みのある藍色になっていきます。
 それまでは、お洋服への色移りが考えられます。中性洗剤で落ちるものですのでご安心ください。藍が落ち着くまで、濃い色のお洋服といっしょにご着用ください。

 

しまう

 光が直接当たらない場所へしまうことで、色褪せをふせぎます。長い時間、他のお洋服と接触しない状態で保管します。ジーンズ生地や、色の濃いお洋服と一緒に並べるか、薄紙を挟むと良いです。いちばんは、日頃から着ること。布も道具も、使うことこそ一番の管理方法なのではないかと思っています。
 


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